トップページへ > 家のあちこちに前の持ち主のこだわりが見て取れた
家のあちこちに前の持ち主のこだわりが見て取れた

"引越し先は中古の庭付き一戸建てだった。広さのわりに贅沢な作りで、家の中のいわゆる大黒柱も大きな天然木が使われていた。何でも親の遺産で建てられたそうだ。しかし(当時の持ち主にとって)意外に莫大な相続税がかかり、それを払いきれず結局その家を手放すことになったという。
そんないわく付きの家だったが、庭付き一戸建てに住むことが夢だった母の希望もあり、購入することに決めたのだ。

そこはいわゆる注文住宅で、家のあちこちに前の持ち主のこだわりが見て取れた。間取りもそうだが、天井近くに本専用の吊り戸棚があったり、地下室や屋根裏部屋があったり。最初はそんなこんなも、この住宅の「お買い得感」を高めたものだった。

しかしそんな「お買い得感」も実際に住むようになると、全く逆であると気づかされることになる。そもそもこの住宅を設計したのは、前の持ち主の家族(つまり全くの素人)であって、部屋の導線などは全く考えられていなかった。
ある部屋に行くのに、廊下を挟んでかなり遠回りをしなければいけなかったり、扉が欲しいところになかったり、逆に「何故ここに扉が?」と思うようなところにあったり。極めつけは後から設置されたのであろうエアコンに阻まれて、押入れの開き戸が開かなかったことだ。これには驚くを通り越して、呆れてしまった。

そんなあちこち不便なところは直すには費用がかかりすぎるので、目をつぶるような気持ちで暮らしているが、何かの拍子にふと思い出すと無性に腹が立つし、気持ちが凹む。これから引越しを考えている人には、ぜひ「実際に暮らす気持ち、目線」で物件を選ぶことをお勧めしたい。"

参考となる情報ガイド

Copyright © 2016 山梨県の引越し業者 . All rights reserved